早川忠宏弁護士

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代表弁護士 早川忠宏のポリシー

1.はじめに

ホームページを見ている方のなかには、弁護士事務所へ法律相談に行ったことがない方も少なくないでしょう。
体の調子が悪い時に病院や診療所へ行くのは、それほどハードルの高いことではないようですが、社会生活上の困りごとがあっても、弁護士事務所へ法律相談に行くには高いハードルがあるようです。

おそらく

  • 紹介がないと軽視されるのではないか
  • 相談しても、難しい言葉を使い、わかりにくい回答しかされないのではないか
  • 料金も分かりにくく結局高くつくのではないか

などと思われていることが主な原因ではないでしょうか。
そこで、このような点について、以下述べたいと思います。

2.紹介の有無と対応内容

私は、政治団体や労働組合あるいは宗教団体といった団体とは一切関係ありません。かといって、いわゆる社交団体に加入し、継続的に顧客を紹介されるような活動もしていません。

私のように、政治色も何もないものにとっては、事務所の運営上は、営業的な活動も必要かもしれません。
しかし私は、そのような活動をするのが苦手なうえ、交流範囲を広げることは、相手方にできない人たちを増やし弁護活動を制限することにもなるので、あえてそうしなかった面もあります。
従って、私は、顧客を継続的に紹介する団体等を特別大切にしている弁護士とは異なり、相談内容に関心があり、紹介の有無は対応に全く関係ありません。

3.相談者に対する回答方法

弁護士としての品格や回答の正確性を保持するために、難しい表現を使い、回答内容が分かりにくくなるのもやむをえない面があります。
しかし私は、せっかく法律事務所に足を運ばれたのですから、品格や正確性を犠牲にしてでも、相談者にわかりやすく回答するよう努めるべきであると考えます。
相談者にとっては、品格や正確性を保つより、わかりやすい表現で説明されるほうがずっと役に立ち、相談の目的に沿うからです。

ただ、そうはいっても、相談者の相談内容があまりにも複雑で分かりにくいような場合には、相談者の方も、事前に相談することを整理して臨んでいただきたいと思います。

4.弁護士費用の明確性

「弁護士費用」のところで詳しく述べますが、弁護士報酬が自由化される前の弁護士会基準は、着手金も報酬金と同じように算定するなど不適切と思われる点がありました。
そこで、当事務所は、旧弁護士会基準を大胆に変え、分かりやすく合理的なものとしました。それでもまだ不適切な点や分かりにくい点があるかもしれませんので、さらに十分な説明が必要であろうと思います。

5.弁護士の選択

上記のように、私は、弁護士相談を躊躇するような障害をできるだけ排除しているつもりです。
でも、弁護士の人数が飛躍的に増えた昨今、利用者がもっと望んでいることは、どの弁護士がよいか判断できるような情報の提供を受けたいのではないでしょうか。
すなわち、各弁護士の専門分野や、実績等の情報を、信頼できる第三者により公表されることを最も望んでいるのではないかと思います。

しかし、弁護士には専門医のような認定制度はなく、○○専門と表示されていても自己評価を示しているに過ぎず、実績等についても、信頼できる第三者により公表された客観的な情報はなく、現在これらの情報により弁護士を選択することは極めて困難です。
従って、どの弁護士を選択するのがよいかは、現時点では、複数の弁護士に相談してみて、その対応や回答内容等から、自ら決めるしかないでしょう。
ただ、どれだけ充実した情報があったとしても、その情報だけに頼らず自らの目で選択することが必要だと思います。

私は、常に利用者の目線で対応することを忘れないように心がけ、複数の弁護士に相談した人からも、選ばれるような弁護士になりたいと思います。